前回のレポートでも触れましたが、ボディーとネックグリップの形成にに関しては何度も何度もクラフトマンの手を入れて整えていきます。このグリップ形状は微妙な部分で既存他ブランドのネックとも違いますし、ボディーの形状に関してもこのブランドのテーマになっている所で、ヘッドスタイルやインレイ(分解された回転Dロゴ)と密接なデザイン関係にあるので一筋縄ではいかない重要な部分となっております。とてもとても時間と手間がかかる部分でありますが、1本1本丁寧に作業をしております。
実際のところ人の手による作業ですからクラフトマンのキャリアと経験を手先に集中させての業なのです。
クラフトマン曰く

「手の平、指の感覚を研ぎ澄まして、その木の温度や硬さや厚みまでもが瞬時にわかるくらい神経を集中させています」

とことです。まさに限られたクラフトマンしか製作にたずさわれないという事実にはうなずけます。

この様に全てのネックとボディーの形成が終了していくと、次はボディーとネックの組み込みを行い、そして塗装へと入っていきます。

↑特徴であるボディートップの切れ込みを形成しているところ。角先(ホーン)からくるアーチの流れと指板のインレイの流れを受けてデザインされています。

同様に構えて下側にも切れ込みを入れております。使用しているサンドペーパーは始め型番の小さい目の荒いペーパーを使用して、順々に型番の大きい目の細かいペーパーへと替えていきます。そうすることで自然で滑らかな曲線が描けていけるのです。

弾いた時に体と触る部分のバック面に独自の深さでコンター加工をいたします。

ネックサンダーと言われる機械でネックを削ります。これはいわば布状のヤスリで常時回転をしてます。該当部分をそのネックサンダーに当てることで徐々に滑らかに削られていきます。このようにして少しずつ少しずつ削っては確認、削っては確認という作業を何度も行います。


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